先日、我が家のAudiq で 最近ハマってるジャンルとして、女性ボーカリストを上げました。
もう一つハマってるのがピアノトリオです。
ボクの好きなピアニストとしては、深町純、チック・コリア、ハービー・ハンコックがダントツなんですが、これまでよく聴いてたのは、カルテット、クインテット、更にはセクステットなど、ホーンを入れてガンガン盛り上がるってのが好きで、勿論、中低音がポンポンと前に飛び出してきて、高音はすこぶる伸びやかという我がAudiq は、彼らのサウンドを実に血湧き肉躍る音で鳴らしてくれるんだけど、意外や意外、今まであんまりハマらなかった、しっとり静かめのピアノトリオなんかもとてもいい感じで鳴らしてくれます。
ってなわけで、これまで軽視してたピアノトリオに、最近ハマってる！というお話を
Bill Evans
ビル・エバンスというと、とても繊細で美しいピアノ♪ということで、最高傑作は「ポートレイト・イン・ジャズ」と信じて疑わなかったんですが、JBLスピーカーを買う時にちょこっと視聴させていただいた「マイルストーン（ワルツ・フォー・デビイ内）」がこれまで聴いてきたビル・エバンスとちょいと印象が違って、なかなか良いのですよ。
まぁ、ライブってこともあるんだけどね。
で、スピーカー購入してから、たまたま家にあった「ワルツ・フォー・デビィ」聴いてみた。
いや～～イイですねぇ。
お客さんの笑い声や、グラスのチャリンなんて音も実に臨場感あって。
ビル・エバンスのアルバムは、他にも、「インタープレイ」「アンダーカレント」と持ってるけど、
なんつったって、スコット・ラファロ（b）との前述「ワルツ・フォー・デビィ」「ポートレイト・イン・ジャズ」が最高。
ラファロとは他に「エクスプロレイションズ」、「ワルツ・～」と同日録音の「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」があるけど、早く入手して聴いてみたい。
にしても、スコット・ラファロ、25歳で交通事故で急逝とは、あまりにも残念だ。
（このあたり、クリフォード・ブラウンとよく似てるなぁ）
Chick Corea
以前より、よく60年代のハービー・ハンコック（＆ロン・カーター、トニー・ウィリアムス）と並び、70年代のチック・コリア（＆エディ・ゴメス、スティーブ・ガッド）は大好きなリズムセクションと書いてきた。
しか～～しであ～～る、ここで挙げるのは、チック・コリア・トリオ。
えっ？ゴメス、ガッドとのトリオアルバムなんてあった？
いやいいや、最近ハマってるのは、ミラスロフ？ミロスラフ？（知って40年経つも未だに正確に言えない）・ビトウス、ロイ・ヘインズとのトリオ。
チック・コリアを、というかジャズを聴き始めた頃に買ったLP「ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス」（その後CDも追加購入）
その後、10年以上経って再会して録った「トリオ・ミュージック」
更に5年後のライブ盤
正式に発売されてるのは、この3枚だけかなぁ？
もともと好きなアルバムなんだけど、ビトウスのベースがいいんだな、これが！
上のスコット・ラファロみたいな位置づけ、ボクの中では。
すごく色んな面を持ってるチック・コリアで、どの顔もとても好きなんだけど、これまでチックの中では、下の方に位置してたこのトリオ編成、再評価させていただきまふっ。
Thelonious Monk
実を言うと、どうもよくわからないピアニストでした、これまで。
マイルスの「バグス・グルーブ」に参加するも、「オレの後ろで変なピアノ弾くな」って言われた所謂ケンカセッション（実際はそんなケンカってほどのことではなかったらしいが）でのモンクくらいしか聴いたことがなく．．．．
いや、何度かモンクの良さを理解しようと、何枚か聴いてはみた。
でも、どうもとっつきにくいと言うか、ピアノなんか全然引けない子どもが適当に鍵盤叩いてるんじゃ？なんてフレーズもあったりで．．．
が、この度、改めて聴いてみると、イイんだな、これが！
モンクのピアノって個性が強すぎて（これほどまでに個性が強いミュージシャンって、そうはいないだろな）、ムリだーって人は一切受け付けないけど、ハマル人にはドハマリ！なんだよね。
トリオではないんだけど、今持ってるCDはピアノソロの「セロニアス・ヒムセルフ」、コルトレーンも吹いてる「モンクスミュージック」、我が？ロリンズもいい味出してる「ブリリアント・コーナーズ」
のたった3枚。
もっともっと、聴いてみたいなぁ、セロニアス・モンク♪
終わりに
正直、ボクがほれほど“ピアノ”にハマるとは思いませんでしたね。
ジャズというと、やっぱりホーンが入ったり、シンセなど使ったエレクトリックの方がエキサイトですもんね。
特に、今回新調したAudiq（Soulnote＆JBLのコンビ）の音質から行くと、ちょっとピアノ・トリオは、苦手ではないにしても、得意分野とも違うような気がしますし．．．
なんて認識は改めなきゃ！と思わせてくれる、ピュアでエキサイティングな音、調べです。
ピアノ・トリオを聴くことに関しては、まだまだ初心者のボクです。
もっともっと、色々聴いてみたいであります。
おすすめあったら、教えてちょ♪
んじゃ (^_-)☆ /~~~
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