♪ 星勝 さん ♬

キミは音楽家・星勝を知っているか?
 
 
 
と、仰々しい書き出しになりましたが...え”っ?らしくない?そうですか?そうですね。

最近、自転車にもあまり乗ってないこともあり?音楽ネタをちょいちょい載せてます。
で、昔よく聴いてた歌のこと、聴いたり読んだりしてます。

で、ちょいちょい、星勝(姓はホシ、名はカツ)さんの名前が出てきて、その度、ちょっと嬉しくなっちゃうんですが....

2回に1回位間違った情報が....(T^T)

星勝さんって、勘違い、思い違いされやすいのかな?
誤解されやすいお方?
(凄い自分勝手だと思われがちだけど、ホントは凄い思いやりがある人でぇ、とかいう「誤解」ではないですよ)

なので、星勝さんについて、勘違いされやすい所を中心に?軽くご紹介。
(って、ほとんど読まれないと思うけど)

モップスというロックバンド

モップス、ご存じですか?
時は1966年。当時、雨後の筍の様に登場したグループサウンドの一つとしてバンドデビュー。
タイガース、テンプターズ、スパイダーズス、ワイルドワンズ、ブルー・コメッツ..etc
そのGS達がっという間に消えていく中、GSの生き残りなどと言われ、独自のサウンドで、’74年まで活動。

俳優、タレントとして、TVにもよく出ていた鈴木ヒロミツがボーカルをとるバンドです。
吉田拓郎作詞作曲の「たどりついたらいつも雨ふり」もヒット。

当初は外国ロックバンドのカバーもが多かったですが、オリジナル曲は結構サイケデリックで進んだサウンドでした。星勝さんはこのモップスのギタリスト。
こんなコミックソングも、覚えてる人もいるかな?

ちなみに、既にモップスを結成していたds鈴木ミキハルの兄が、vo鈴木ヒロミツってのを知ったのは、つい最近(恥)。

モップスのサウンドの中心は星勝さん

モップスのボーカルっていうと、デビュー曲の「朝まで待てない」や、上記「たどりついたらいつも雨ふり」でのヒロミツのイメージが強いせいか、全曲ヒロミツがボーカルだと思ってる人が多いけど、実は半分近く、星勝さんのボーカルです。
しかも上手い。

その星さんのボーカルを「流石!鈴木ヒロミツのボーカル」などという書き込みが凄く多いんですよね~。
上記「月光仮面」のボーカルと変な言葉は星勝さん、それを訳しているのはヒロミツ。
全然、声違うのにね。

星勝さんは、そんなモップスの中でギター、ボーカル、そして多くの曲の作曲もしてます。
では、星さんの作曲、ギター、ボーカルの「永久運動をどうぞ!


カッチョイイし、星さんのボーカルも迫力ありますねぇ。
一番右がヒロミツさん、左から2番目の汚らしい(m(__)m)のが星勝さんf(^ー^;
(麻原彰晃なんて言っちゃダメですよヽ(´o`;)
前述「たどりついたらいつも雨ふり」のVにも映ってますよ。
ボクの中でモップスのイメージは、この汚い星勝さん。

昔、うろ覚えの中での「月光仮面」でボーカルをとっていたのは、ドラムの人だと思ってたけど、記憶違いでした(ネット上で、同じ思い違いしてる人もいました。(^^ゞ

陽水さんのアルバムをお手伝い?

モップスファンでもあったボクですが、大の陽水ファンであったボクにとって、「星勝」と言う名前は、陽水の初期アルバムの編曲を手がける人。
デビュー作「断絶」では全曲、その後も、ほとんどの曲を星勝さんが編曲を担当してます。
後で知ったんですが、この「断絶」での編曲が、星さんの編曲者としての初仕事だったそうです。
ちなみに、「断絶」「陽水Ⅱセンチメンタル」ではモップス(ヒロミツ以外)の面々もバックを支えてます。
アンドレカンドレで全く売れず、深く潜行していた陽水のアルバム作成。あんまりお金もかけられなくて、事務所(カレイドスコープ)が同じで仲のよかったモップスで安上がりにあげたって所かな(想像)
「夏祭り」の冒頭の鈴の音も、星勝さんが鳴らしてるそうです。(^^ゞ

ちなみに、モップス参加は、「断絶」「センチメンタル」迄で、ライブ「もどり道」では別メンバーです。
アンコールの「夢の中へ」でハモってる声を星勝さんと言ってるブログを見ましたが、この声はリードギターの安田裕美さんですね。星さんはステージに上がってないはず。

アレンジャー・星勝さん

そんな星勝さん、モップス解散後は、アレンジャーに専念。
あんなに歌が上手いのに、なんで歌わなく鳴っちゃったのか?
どっかのインタビューにあったけど、作曲・編曲とボーカルの両刀使いは苦手!だそうです。

星さん、編曲者としても、思いっきり能力発揮!!
陽水さんのアルバム「二色の独楽」では、レコード大賞編曲賞も受賞したんだよ。
あの時は嬉しかったな。
華やかなレコード大賞の授賞式に、星さんのあの長髪と髭は....って記憶してるけど、もしかしたらあの受賞シーンは記憶違いかも。

そのアルバム「二色の独楽」から、好きなアレンジの「旅から旅」をニコ動でどうぞ!

旅から旅   井上陽水 - ニコニコ
旅から旅   井上陽水 旅から旅 井上陽水  作詞・作曲 井上陽水  編曲 星 勝  アルバム「二色の独楽」より

最近、BS12トゥエルビ「ザ・カセットテープ・ミュージック」で知ったんですが、あの上田正樹「悲しい色やね」のアレンジも星さんらしい。

で、色々調べると、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」も

その後の星勝さん!

アレンジャー、プロデューサー業を邁進していた星さん、1枚だけプレイヤーとしてアルバム出してます。
小椋佳、陽水のギタリスト安田裕美と共に作った「Flying Kitty Band」として。
このLP買ってみたけど、ちょっと期待したものとは違ってたな。
残念orz

そんな星さん、当年とって71歳かぁ。
そりゃそうだよなぁ、ボクが中学の時、初めて(遠目だけど)見た星さんは、モップスが解散する時だもんなぁ。ずっと年上(^◇^;)

最近どうしてるのかとググってみると、
2007年に浜田省吾の曲を、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団が演奏してるソングブックを出してる。
編曲も含め、サウンドプロデュースは星さん。
結構評判いいみたい。

こちらでちょっと視聴してみたけど、
もっと聴いてみたい ♪

今日は、隠れた名音楽家・星勝さんについて書いてみました。
もっとお詳しい方、間違いあったら、お教えいただければ幸いです。
んじゃ (^_-)☆ /~~~

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