毎日、我がAudiqで、保有＆新規アルバムを楽しんでいるわけですが、どうもおかしな現象に悩まされておりました。
というのも、NASにリッピングした一部のアルバム・曲を再生すると、ぐゎんぐゎんするのです。
いったいどうなっとんぢゃ～～～！と。
それが、もの凄いストレスで．．．．
なんとかせねば！
どういう現象？
まずは、最も顕著なyesの「危機」で、その音を空気録音しましたので、お聴きください。
このアルバムジャケットの画像をクリックすると、AudiqのCDプレーヤーで再生した時の音が流れます。
MP3形式です。
次に、上のCDを、PCの内蔵CDプレイヤーから、Windows Media Player で、NASにリッピングした音源を、LANで繋がったAudiで鳴らした時の空気録音です。
低音が急に大きくなった時に、ギターの音が小さくなったり、大きくなったり．．．
謎の音質劣化！
原因はなんぞや？
どういう状況だとこの現象になるのか？
色々と試してみた。
NASの問題があるのか？
PCの内蔵HDDにリッピングしても同様。
どうも、NASが原因ではなさそう。
（現在、データを入れてるLinux機のHDDが異音発生で、すべてデータは新規NASをGETしてそちらに移行しようと思ってるので、NASのせいだと、買い替えにも影響してくる）
PCのCDプレーヤーにCD入れて、Windows Media Player で再生してみても同じ現象（Audiqとの接続は、Optical）。
ちなみに、Amazon Music からNASにDLした場合は清浄な音。
ただ、コチラはヴァージョンが違うので、リマスターされてるんで、元々の音が違う可能性がある（ピヨピヨ音のイントロも長いし）。
この劣化現象が起こるのは、Windows Media Player でリッピングした時
or、Windows Media Player で再生した時。
Windows Media Player が悪いのか？
設定を色々と見てみるがわからず。
因みに、Real PlayerでNAS音源を再生しても同じ現象。
そもそも、アプリケーションに依って出てくるデジタル音源に違いがあるのだろうか？
圧縮の際はあるかもしれないが、NASに入ってる音はflac形式。
CDを直接再生はWAV形式。
色々、音源・再生ルートを変えて確かめてる内、頭の中が大混乱。
そして、あることに気がついた。
PCとは、Opticalで DAC（Degital Analogue Converter）として使っているWiim Pro Plus に転送している。
NASについては、LANにて、やはり、Wiim Pro Plus に繋がってる。
まさか、Wiim Pro Plus に不具合か？
幸い、まだ保証期間内だけど、一度預けたら、2週間は帰ってこないだろう？
正月、Wiimなしで過ごすのはツライ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡
先生に相談
ネットで調べたくらいでは、全く埒が明かない！
ってんで、先々週、JBLスピーカーとWiimを購入した、視聴ルームの頼れる先生の元へ。
先生電話対応中だったので、他の販売員さんへ相談。
「NASはオーディオ用ですか？」とか
「LANケーブルは？」など．．．．
ウッソ、そんなに変わるんかい？いやそういう微妙な音質の差ぐらいではないんですが．．．
で、待望の先生の電話終わったんで、相談。
Wiimの再起動とか、その他、色んな考えられる原因を教えてもらった。
最悪、「NASにリッピングすると、そういうものだ」という結論も覚悟はしたが、とりあえず、今できることを教えてもらい、帰宅して試す。
ダメでした。
原因解明！コイツだったのか？
実機持ち込み、検証
電話で、ダメでした報告。
Wiim Pro の不具合も視野に入れ、先週15日AM、実機を持っていくことにした。
Wiim Pro の現物と、AC-USB電源
念の為、音源入れてるNAS、ACアダプターとLANケーブル
この現象の起こるCD（yesの危機と、MISIAのSOUL QUEST）を持参。
それと、CDで鳴らした時と、NASで鳴らした時など、iPadで空気録音したものを数パターン。
肝心のCDを忘れてしまって取りに行って30分ロス。
現着！早速視聴。
まず、CDの正常な音を聴いてもらう。
次に、持参したNAS接続し、お店のWiim 同機種で再生。
うむ、正常。
で、ウチの Wiim でNASの音を再生。
出た！ぐゎんぐゎん音！！
先生「ポンピングが起こってます」
ポンピング？なにそれ？
って感じですが、説明受けて正にソレ！！
ここでは詳しく書きませんが、コチラでググってみてね。
room fit
で、何故ポンピングが起こるか？ってぇと．．．
ボクの持ってったwiim、Bluetoothで繋げれば、先生のスマホで設定など見られる。
その設定中の「room fit」に原因があった様だ。
まず、room fitの説明から。
このwiim proには、室内の音響環境に合わせ、出力(出てくる音)の周波数を自動で調整してくれる機能がある。
それがroom fit。
スマホアプリのwiim homeのデバイス設定で出来る。
サウンドの下に「Room Fit」ってのがある。
そこを開くと．．．
画像では「Room Fitを再実行」になってるけど、最初は勿論「Room Fit を実行」
さぁ、始めます。
色々説明があって、ずんずん「次へ」で進めていきます。
AudiQのスピーカーからピンクノイズが出ます。
それが確認されたら、iPhoneのマイク(下部)をAudiQに向けて、「次へ」
すると、ピヨ〜ンって、こんな音が出て、分析が始まる。
そして、足りない周波数帯は上げ、大き過ぎる周波数帯は下げ、と調整してくれる。
結果がコレ。
黄色線は、目標とする周波数特性(基本フラットに！)
灰色線は、実際に聞こえる音
ピンク線がイコライザーでの修正
青線が、修正後の周波数特性。
こんな感じで、最終評価がこんな。
>
改善策
さて、この様な作業で、Wiim君が行ってる修正がコレなんだけど
結構上下幅があって、修正値(表中Gain)としては、6dbを超えない方がいいとのこと。
コレ、手動で修正できるんだそうな。
6db超えてるものは半分の3くらいに！
と言うアドバイス
そもそもが、Room Fit作業行う時に使ってるマイクがスマホの性能悪いマイク使ってるんで、こう言うことが起こる、と。
先生おっしゃるには「アプリで最初に設定する時に『Room Fitをしましょう』みたいに促すのは、よくないですよね」と。
とりあえず、手修正してみた
ちょこちょこ野暮用済ませて、夕方、家に帰って、早速ちまちま修正。
うん、「なんじゃこりゃぁ！」とストレス溜まる様なぐゎんぐゎん現象は収まった。
新兵器導入
応急処置的には、聴ける音にはなった。
色々、Wiim Homeの設定をいじいじしてたら、ちょっと不明なことがあったんで、先生に電話。
残念ながら、別件対応中とのことで、電話に出た方に訊いてみたんだけど、お話にならず、翌日、別件絡めて、再突入。
不明点はすぐ解決したんだけど、その時に、前日もおっしゃってた「やはり、スマホのマイクではなくて、外部マイクを使ったほうがいい」と言う話になって．．．
先生は1万円近いマイクでやってるけど、そこまでは必要ないでしょう、とのこと。
千円台のはピンマイクばかりなので、
このコンデンサーマイクの青をゲット。
3,556円也。
18日着荷！
早速開けてみるよ。
黒よりちょっとだけ高かったけど、青にしてみた。
でも、ちょっと、品のない青。
黒でよかったかも。
さっ！早速、iPhoneに繋いで、Room Fit！と思ったら、USB-Cなのは確認してポチったんだけど、それは本体の方で、付属ケーブルの反対側は、USB-Aだったorz
翌日、仕事の帰りに買って来ましたとも。
このマイク、ちゃんと使えるかは？
前述の、CD、NAS、Room Fitの時の音源(空気録音)は、このマイクをPCに繋いで録っております。
なんとかなりました。
両端USB-Cのケーブルも調達できて、外部マイク使ってRoom Fitするよ〜。
実は、このRoom Fit、左右チャンネル、別々にできるんだよね。
ウチの場合、左右スピーカーの置かれてる環境が著しく違うので、各チャンネル毎調整したほうが良さそう。
最終的な結果がこんな感じ。
低音が弱いね。
更に20Hz辺りが、異様に低い。
もしかしたら、マイクが拾えきれてない？
まぁ、オイラの耳も拾えきれ無さそうなんで、ひとまず、コレでヨシとするか？
今回の自動修正でも、6dbを超える様な周波数帯があったんで手動調整してみた。
ただ、曲(アルバム)によっては、手動調整せず、ゲインのピークが6db超えたままの方が、迫力ある音になるものもある(MISIAとか)。
なので、両方保存しておいて、アルバムによって使い分けていくとするか？
終わりに
我がAudiQ！
残るはいいCDプレーヤー(具体的にはsoulnote)を購入して、主なシステムは完成！の予定でしたが、今回の件で、ちょっと考えを改めるきっかけになりました。
というのも、スピーカーからどんないい音が出て来ても、ちゃんとしたオーディオルームとは程遠い、音響の周波数特性を持った我がAudiQ室では、ある程度の周波数補正が必須なのでは？と。
となれば、プリメインアンプに入力する前のDAC部での補正が確実なところ。
DAC部をCDプレーヤーのDACではなく、CDトランスポーターで、デジタルのままDAC(現状ではWIIM PRO)に渡すのが良策なのでは？
現状では、Wiimの入力端子とか、その他諸々問題があるので、暫く、新製品情報など見ながら、CDはNASにリッピングって形で楽しみましょうかね？
色々、先は長いです。
まぁ、そんなこと考えながら過ごすのも、これまた楽しみっちゅやぁ楽しみですがね
んじゃ (^_-)☆ /~~~
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