やったね侍ジャパン！　#WBC

やりましたね。
2週間、ホントに楽しませていただきました。
（正直、個人的に昨年のサッカーＷ杯ほど盛り上がれるか？心配でしたが）
　
決勝が終わって、3日経ちますが、未だ余韻に浸っております。
キツイライド後の名湯と、この感動的な優勝の余韻には、いつまでも浸っていたいものです。

やっと、文字を連ねる落ち着きを取り戻したので、つらつらと．．．

壮行試合～1次リーグ、準々決勝

壮行試合

The Sporting　News より

各チームの皆さん、ありがとうございました。
中日！強ぇな！！

1次リーグ

序盤はなかなか先制点取れなかったり、実際逆転という試合もありましたが、終わってみれば、圧倒的な大勝ばかり。
特に防御率はBグループの中ではダントツ。
日本中が、いや世界中が侍ジャパンの圧倒的な強さを改めて認識しておりましたが．．．

準々決勝　vs イタリア戦

思い起こすは、第1回のWBC。
王監督率いる、イチローを擁する侍ジャパンでしたが、予選リーグは苦しかった。
というか、ほぼこのまま敗退！と言うところまで追い詰められていた。
それだけに、奇跡的に（他力本願で）勝ち上がった決勝トーナメントで蘇りました。
そう、それだけ苦しさを味わったからの強さではないでしょうか？
対して今回、どの試合も大勝で勝ち上がってきた侍ジャパン。
逆に、接戦を一度もものにしていない。接戦にもならない程の強さだったからね。
だから逆に、怖さがありました。
準々決勝で対戦するイタリアは、野球歴史も浅く、まだ発展途上の、決して強くない相手であるが、全チームが2勝2敗というグループAを勝ち上がってきたチーム。危険だ。
気を引き締めて掛からねばっ！

結果は、そんなボクの不安もよそに、圧勝！
大谷～ダルビッシュの黄金リレーに、村神様の当たりも戻ってきた様だし．．．

実況１：準決勝 vsメキシコ戦

準決勝からはアメリカ。
試合は日本時間8時から。
この日が祝日だったことに多くの日本人は感謝したに違いない。
ありがとう春分の日！♪
もちろんボクも、早めに、朝の諸々ルーチンを済ませ、試合開始時はTV前で準備万端！
今、最もボクの心震わせてくれる3人のプロ野球選手の1人、佐々木朗希投手が、残念ながら3ランを浴びてしまった。
しかしその後は、中継ぎ陣も追加点を許さず、反撃を待つ。
攻めてはいるものの、どうもツキがない。
打球の飛ぶ所が、メキシコは空いたところ、日本は野手正面など。
野球の神様は、メキシコにばかりニタニタして、日本の方には目も合わさない、って感じです。
そして友人から「村上、山田のヤクルト陣がダメだ」なんて、こちらの気持ちを逆撫でする様な電話をかけてくるし…挙げ句の果て．．．まぁその話はよそう。
そんなイライラの中、吉田正尚の打った同点スリーランHR。
何度リプレイを見ても打球が見えないんだけど、入ったのは間違いなさそう！

しかし、その後も野球の神様は、こちらに微笑まない。
1点ビハインドの9回裏！
大谷がツーベース。
吉田が四球で出て、代走周東！
この代走に一気に逆転サヨナラの期待で胸はバクバク！

そして我が村上様！また村上様！本日当たりの出ない村神様。
色々なパターンが頭に浮かぶ。
幸いノーアウト。
最悪のゲッツーでも2アウト3塁。まだ行ける。
後からニュースや情報番組見てると、「あそこでバントは？」と言う発言が結構出てた。
実際栗山監督に言われて、牧原はバント代打の準備をしてたらしい。
それを聞いて、あっ、あの場面、バントってのもあったな、と後から思ったが、その時のボクの頭の色々なパターンの中にバントはなかったな、不思議と。

そして、村上の打球がフェンス直撃。
周東ーーー！周東ーーー！頼むーーーー！！と画面が変わると、大谷のすぐ後ろを走り生還！
速〜〜〜〜ぇっ！
オイラはコタツを飛び出し、雄叫びを上げながら、飛び跳ね、狂喜乱舞！涙も出た。
ご近所さん、ご迷惑をおかけしました(＞人＜;)

決勝の相手は、準決勝を圧勝したアメリカ。

それだけ強いアメリカか？接戦を神がかり的にものにした日本か？
色んな意味で勢いに乗る両チーム！　楽しみ！
　
　
暫く、喜びに浸った後、思い出したある事実。
明日の決勝、仕事で観れないぢゃん！｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡

実況2：決勝　VS USA戦

なんで、決勝の日に仕事なんぢゃ！
休みたい！逃亡したい！行方不明音信不通になりたい！マジで。

試合開始時間の8時頃、ボクは山手線内。
車内広告はドア上の液晶画面含め、全面ガンプラの広告。
こんな時くらい、ドア上の液晶はWBC中継映せよ！(無理は承知)

仕事の相棒は車なので、到着時間が不安定。
そこで、いつも1時間ほど前に近くの喫茶店に入り、モーニングサービスを食べながら時間調整してる。
いつもはミステリー小説読んでまったりしてるんだけど、この日はWIFI 繋いで、タブレットでAmazonPrimeVideo観戦。
見始めたのは、今永、ソロHR浴びてしまった後だった。

この日は電車も空いてたが、喫茶店もガラガラ。
とはいえ、音は出せないよなー。
外で音楽を聴く習慣がないのでイヤホンは持ってきてない。
無音で観戦。

ちょっと目を離したら村上がホームラン打った映像。
ん？コレ、いつの？　音が欲しい。
村上のユニフォームは侍ジャパン。
相手はUSA。
やはり、たった今村神様がホームラン打った事に間違いなさそうだ。
その後も攻めて、ヌートバーの内野ゴロの間に追加点。

そして、仕事に出かける。

合間にスマホで速報をチラチラ。

9回表、大谷がリリーフ。
先頭打者を四球で出してしまう。
ゲッツー！　あとひとり！
えっ？バッター、トラウト！？　そんな巡り合わせあり？

そして、三振と表示！
やったー！勝ったー！優勝だぁ！
人気のいない路地で、声を出し、拳を握る。
仕事の相棒であり雇い主に「あと2分だけ余韻に浸らせてください」と申し出るも、鬼の雇い主は血も涙もない「次の仕事へ」指令。
あまり、スポーツには興味のない彼であった。致し方ない。
はやく帰って映像観たい！

仕事を終え、帰宅後、録画してあったTV朝日の試合を観る。
19時からのTBSの再放送も観る。
ニュース番組も観る。
何度も何度も観る。
何度観ても飽きない。
翌日も観る。
新聞も買った．．．

MVPは誰だ！？

大谷翔平と村神様

決勝の9回に登板した舞台裏について「特に翔平はそうですけど、こうしようよと言うと、あまのじゃく系なので。決勝（の登板の要請）は一切言わなかったです」

大谷、あまのじゃくだったのね？

城石憲之内野守備・走塁兼作戦コーチが例の準決勝村上のサヨナラ打の打席前のシーン「栗山監督の言葉を伝えに行ったんですけど、最初ムネから『何しに来たんだ？』みたいな顔をされて（笑）。『バントか？』『代打か？』みたいな顔されたんですけど、」
コレ、笑った。

2年前の「ShimaQの勝手にランキング～アスリート編」ではランクインしなかったものの、最近の注目株としてあげた2人。
昨シーズンは前述佐々木朗希と共に、最も心躍らせた2人。
今大会でも、書きたいことは山ほどあるが、どれもみんなが思ってることをなぞってるだけになりそうなので、いっそ割愛。

ヨシダマサタカ

吉田正尚は、オリンピックの時も「吉田」ではなく「ヨシダマサタカ」
高校の時の友人(同じ部)と同姓同名(字は違う)で、聞く度ドキッとする。
そんな吉田選手、打ちまくりましたよね。
打点13で全選手中トップ。
準決勝での起死回生の3ランとか
みんなもっと騒いでいいんじゃない？
今シーズンから大リーグに行く彼。コレだけの活躍見せつけられて、レッドソックスはウハウハ、対戦チームは戦々恐々？
今はメキシコとかだけど、いずれ日本人メジャーリーガーが支配して、相撲界のモンゴル出身みたいになるのかな？
ヨシダマサタカ、正にMVP級！

ヌーヌーヌートバーたっちゃん

代表選手に彼の名前が入った時、そんな選手がいるんだ〜？でも大丈夫なの？栗山監督ぅ！て感じで、その後の彼の活躍を予想してた人なんて、専門家、関係者、ファンの中でどれだけいたんだろう？かく言うオイラも．．．
来日時に「たっちゃんTシャツ」で出迎えて波に乗らせた栗山監督は凄い。
そして、初戦１球目をセンターに弾き返し、彼の躍進は始まった。
その後も守備に走塁に雰囲気作りにと、正にMVP級！

ダルビッシュ有

ピッチングコーチ？と思われるほど後輩ピッチャーの指導。
昭和の投手なんかだと、他人にあんなに教えるなんてないんじゃないだろうか？
そちらに力を注ぎすぎて自分の調子がイマイチあがらなかった？
それでも彼が投げれば勢いづく。
影に表に、チームのために、全てはチームのために。正にMVP級！

佐々木朗希

個人的に大谷、村上と共に、最も期待し心躍らせてくれる野球選手。
今回も、ホームラン打たれちゃったけど、期待に違わぬ力投で十分楽しませてもらえました。
やっぱり、球が速い！ってのは最大の武器ですね。
コレからも世界相手にもっと楽しませて欲しい。正にMVP級！

周東

周東が塁上にいるだけで、ワクワク。
準決勝での村上の一打でも、返球は逸れたものの、普通のランナーだったタイミング的にはギリって感じだったけど、周東速かったぁ、大谷抜く勢い！正にMVP級！

源田

名遊撃手というと、宮本慎也？が思い浮かぶが
彼が現役で1番と太鼓判を押す名手源田。
スワローズファンのボクはあんまり源田の守備を見ることはなかったんだけど、凄いね。見とれちゃう。
彼が右手小指を負傷した時には焦りました。
代わりに出場した阪神の中野も好きな選手ではあるが、源田の代わりは荷が重すぎる。
コレからどうすんの？と思ってる矢先、テーピングして復帰。
そしてあの守備！もうね、正にMVP級！

山本吉伸（マチガエタ、由伸）だ、今永だ

大谷、ダルビッシュ、佐々木朗希と有名どころの影に隠れちゃいそう感はあるものの、間違いなく日本野球を背負って立つ名投手。
期待に違わぬ力投で、正に彼らもMVP級！

中継ぎで耐えた投手陣

五輪の時も生きのいいピッチングを見せた伊藤大海を初め、戸郷、大勢、湯浅、、
我がスワローズが10点差を跳ね退けて逆転勝利した時もそうなんだけど、緊迫してるゲームを、逆転に繋げるゲームにできるかどうかは中継ぎ陣にかかってるんだよね。1人でも乱調あると試合ぶち壊しだからね。特に今回WBCは、どんなに悪くても、3人投げるかチェンジになるまで変えられないルールだし(ぶち壊した上傷口広げる可能性大)」
決勝戦なんか、たまたまリアルタイムで映像見れなかったからなんとか今もこうして生きてるけど、アレ、生で観てたら心臓何回か止まってたんじゃないか？ってほど緊迫した場面が続いてたね。
よくぞみんな耐えて踏ん張った！正にみんなMVP級！

岡本和真

我が村神様の師匠？であり最大のライバル(‘21年まで)。
ペナントレースでは、村上と本塁打や打点争いしてる時に「コイツにだけは打たしちゃなんねぇ」何度その願いを打ち砕いてくれやがったことか。
今WBCでは、同じ様に、いやそれ以上に相手チームの望みを打ち砕いてくださいました。
2ホームランも、メキシコの名レフト・アロザレーナに捕られたのも実質スタンドインだからね。

あのとぼけたキャラも含め？(含めんでいい！？)、正にMVP級！

山川と牧

共に明るい性格で、彼らが打てばベンチも盛り上がるスラッガー。
牧は新人の年、DeNAでの活躍は特に印象に残ってますね。
そんな2人、実際にいいとこで打って(牧なんか2HR)、でも、そのままフル出場できない？お家事情？
もっともっと使って欲しかった(で、誰の代わりに？なんて返答に窮することは訊かないで)。
それでも、腐ることもなくベンツを盛り上げ、仲間の活躍に飛び上がって喜ぶ姿は正にMVP級！

我らの山田哲人

国際舞台に強い！我らが哲人！
コレまでの様な活躍こそ見られなかったが、大事な場面での一打。
そして、打撃がイマイチでも、足で魅せる。
出場6試合で3盗塁！は流石トリプルスリー。
正にMVP級！

中村悠平

かつては「何故あそこに投げさせた！？どういう頭してるんだ！？」とファンにボロクソ言われてた彼のインサイドワーク。
そんな彼も今や、インサイドワークが持ち味の一つになってるとは！？
決勝9回、大谷リリーフの時、マウンド上でグローブで口を隠しずいぶん長いこと大谷と話してた。
何話してたのかずっと気になってたけど、「甘めでいいんでどっしり構えてください」と。
その話の中で、ブルペンでも一度も大谷の球を受けたことなかったって聞いてビックリ。
よくあのスライダー捕れたな。
ピッチャーを支え、よくがんばりました、正にMVP級！

バズーカ甲斐

そして、もう1人の正捕手甲斐。
メキシコ戦での、盗塁阻止した三振ゲッツー！
相手走者のくぐり抜けスライディングも凄かったけど、甲斐ー源田のタッチアウトも魅せましたね。正にMVP級！

近藤健介

ボク的にはな〜んか目立たない存在だったけど、ヌートバーが出塁すれば、まず間違いなく大谷に繋がるって、流石だね。
出塁率.500はさすが、正にMVP級！

水原一平通訳

いつも、大谷の横にいて、大谷とは対の様な存在で、水原さん抜きの大谷は考えられないんだけど、今大会では水原さん抜きの侍ジャパンは考えられないね。野球をよく知り、通訳だけでなく選手のサポートもしっかりやってるイメージ。
正にMVP級ですね。

終わりに

今回のドラマ？ストーリー？皆さんおっしゃる様に、コレが漫画や映画なら、そんな都合よく行くか〜〜いっ？
ってなる様な筋書き。
特にラストのトラウトvs大谷の場面。
ボクは昨シーズン、村上の50号、54、55号に球場で立ち会えたことに運の良さを実感したけど、WBC決勝のあの場面を生中継で観られた人は正に幸運、羨ましい。

あの場面、トラウトの三振で終わったけど、もし、彼がホームラン打ってたとしたら、それはそれでこれまた凄いドラマ。
実際、彼が３球とも空振りの三振は、MLB全打席中24回らしく、ホームランは350本！十分ありうる確率だからね。

あの試合、リアルタイムで観られた人、ホント羨ましい！

が、録画で結果わかって観てても、胃がキリキリ痛む様な展開、生で観てたら心臓どうかなっちゃってたろうな(今頃、生きてないかも)

もう暫く、余韻に浸らせていただきます。
　
　

次回3年後も楽しみ！
(USAも黙っちゃないだろな)
んじゃ　(^_-)☆ /~~~