とっくに北京オリンピック終了♪

というわけで、北京オリンピック観ていて興奮したこと、感じたこと、思ったことなぞをつらつら書く記事の続きです。

6.スキー、スノーボード

冬季オリンピックは大きく分けると、氷上と雪上。各々に、スピード系と技の綺麗さを競うフリースタイル系に分かれます。それ以外に、雪上だと射撃を加えたもの、氷上だとカーリングやホッケーなど。
夏季と比べると結構限定されてますね。
雪上だと、王道のスキー、割と新しいスノーボードが主ですね(氷上だと、スケートのほか、リュージュとかの乗り物系もあります)
以下、雪の上のスポーツを語らってみます。

アルペン

雪上の王道はやっぱ、アルペンスキーですかね?
昔は滑降とか、迫力あるものが好きでしたが、最近は回転の様に、綺麗なターンを見るのが好きになってきました。
コレは歳のせい?

女子スノーボード ビッグエアー

冬季オリンピックメダル日本では最年少の村瀬心椛選手ばかりが騒がれてますが、
観てて1番度肝を抜かれたのが、岩渕麗楽選手のラスト。
観た瞬間、うっわ!なんじゃこらーー?
スッゲーー!!!って声出ちゃったよ。
女子では誰もやったことがないというトリプルコーク!!らしい。


https://youtu.be/lIurl71TP7w
着地でちょっと後傾になっちゃったね。
ああなると、転んじゃうよね。
(ど素人のオイラのヘボジャンプと一緒ぢゃ)
ライバルたちが駆け寄ってきて、その大技を讃えてくれてるけど、インタビューでの悔し涙見ちゃうと、もちょっとのところで、着地成功させてあげたかったな、と。

男子スノーボードハーフパイプ

それほどスノボハーフパイプに肩入れしてる訳ぢゃないけど、ショーン・ホワイトのラストランは、感慨深かったですね。
その余韻の中、平野歩夢選手の金メダルラン!
素晴らしかったですね。
彼ってもっとチャラチャラした子かと思ってたけど、その後のインタビューがとてもしっかりしてて、好感持ちました。

7.スキー・モーグル

アイスホッケーと同様、もし日本人選手が出てなくても、絶対観たい競技のモーグル。
モーグルってぇとエアーに目が行きがちだけど、ボクが好きなのは、完璧なコブターン!
それも、どんなに綺麗でも、タイムの遅いのはダメ!
攻めて攻めて、スピードとターンとを突き詰めたコブターンが好きなんすよねぇ。
メダルの期待される堀島選手の3本目!
最初のエアー着地でバランス崩しちゃった(降りるところがずれちゃったらしい)所を、何ちか持ち直して
その後、攻める攻める!!

スピードの乗ったターンにオイラ大興奮ですよ。
着地後はどうなるかと思ったけど、見事銅メダルおめでとう!

で、この競技の金メダリスト!
日本ではあまり話題にならなかったけど、メダル候補のキングスベリー、堀島を抑えての伏兵バルター・バルベリ(スウェーデン)の滑りは圧巻だったよ。
攻める攻める!スピードに乗ったそのターンに惚れ惚れ。
何度でもリプレイ観たかったのに、日本のTVではやらないし、youtube探しても見つからないし....(T ^ T)

8.不可解な判定・裁定

まぁ、今回ほどリング外での余計な茶番で、シラケさせてくれたオリンピックも珍しい。
スケートショートトラックでの中国のあからさまな、ヘンテコな判定が、「コレがホームアドバンテージか?」って程度で、まだ可愛い方だったね。
(日韓W杯での、韓国の試合を思い出したよ)

それ位、多競技で理解不能な奇々怪界な判定、最低は忘れない様に記録しておこう。

スノボパラレル大回転/竹内智香失格、スノボハーフパイプ平野歩夢2回目の点数

どうして、こういう判定になるのか?
審判員はちゃんとした人選なのか?素人か?
前述ショートトラックの失格判定も含めて、素人目に見ても???って誤審は、観ててしらけちゃいます

女子フィギュア ワリエラ、ドーピング

ROC(ロシア オリンピック出ても イインカイ?)のワリエラ選手のドーピング。
12月のドーピング検査の結果が、本大会に始まってからってのもお粗末だけど、それはまぁ、新型コロナの影響ということで、100歩譲ろう。
問題は、IOCやISU(国際スケート連盟)の対応です。
団体表彰式を無しに始まり、ドーピングのワリエラの年齢が保護対象だからって、なんともええ加減な対応。
出場は認めるが、ワリエラが3位以内に入ったら表彰式は取りやめって...
なら、出場認めなきゃいいのに。
IOCもISUもROCもどこも自分が責任取りたくないから、はっきりとした態度示さず。
ワリエラが、ショート終わって大差のトップって段階で、3位以内に入っても表彰式は行われず、4位以下(それにはフリーの点数が相当悪くないと)になっても悲劇。
結果的に後者の惨劇になった訳だけど、どっちに転んでも、15歳の少女には辛すぎる。
各組織の曖昧な裁定、ROC側の(言い訳含め)、ワリエラ選手の周りの大人たちのドーピングに対する意識の低さ、なんとも後味に悪い大会です。

スキージャンプ スーツ規定違反

コレも酷い話し。
ドッチラケですよ。
検査員は「新しい測定方法はとってない」と言ってるらしいが、そんな抽象的な言い回しではなく、選手たちの証言を元に
「スーツを引っ張って測りましたか?」
「手を頭に乗せて測りましたか?」など具体的にその時の測定方法を調べて、それが「新しい(いつもと違う)測定方法なのか?」「測定方法として正しいのか?」はFIS(国際スキー連盟)なりIOCなりが判断すればいい。
まずは事実確認が先だろう?

それと、も一つ気に食わないのが、検査が競技後ってのもアレだが、ランダムに選出された選手のみってとこ!
実際、もっと大きな違反してる選手がいても失格にはなってない可能性もあるわけで。
FISは全員検査するのは無理とか、競技前に検査は無理とか言ってるらしいけど、こんな不公平がまかり通るならやらないほうがいい。
スーツ規定は大事ってんなら、不公平ない様に、規定違反なら事前に規定に沿う様に修正出来る様に、検査方法を疑いのない様に取り決めなきゃダメだよ。
こんな曖昧なルールで、選手の力量以外のところで、もはや運不運で勝負が決まっちゃうなんて、
選手は(&コーチも応援してる方も)やってらんないよ、バカヤローヾ(*`Д´*)ノ”彡☆ ケシカラン!!

9.メダルが全て?

TVの中の人は、やたらとメダルメダル!
そりゃ、選手はあんなに頑張ってるんだから、より身近な日本選手がメダル取ることは嬉しい...
 
けど
Twitterとかでも、「ヤッターーー##金メダルーーーヽ(^◇^*)/ ワーイ」と大騒ぎのボクだけど
 
けど

メダル取れなかった選手、メダル取った外国の選手にも、もっともっと目を向けてほしい。
日本のメダル!日本のメダル!って騒ぎすぎ。
 
今大会はよく聞いたのは「平昌の時を超えて、史上最多のメダル数!」を連呼。
でもさぁ、競技種目数が増えてんだから、メダルの全体数も増えてんでしょ?
 
ってな訳で、札幌オリンピック以降の、メダル数と競技種目数を調べてみた。

確かに、種目数当たりのメダル数は平昌の時を超えてる。
というか、種目数当たりで言えば、平昌より長野の時の方が多いぢゃん。
各局アナウンサーが、「メダル数が平昌を超えた」と言い始めた、メダル数14の時は、メダル数/種目数=0.128で、平昌より下。
さらに言えば、金メダル数で言えば、種目数当たりも、実数も長野の時より下。

まぁ、なんとか盛り上げようと、“今大会が最高”って数字を見つけて騒ぎたいんだろう。
 
なんか、オリンピックのメダルを国威発揚に利用しまくってるロシアや中国と大差ない気が...

もっとメダルに関係なく応援して楽しもうよ
いいプレイは日本人選手でも他国選手でも讃えようよ
って思っちゃうんだよね。
 
あとついでに....
国別メダル数ってヤツ。

アレ見るたび、「人口全然違うでしょ?」って思ってたんで、人口当たりのメダル数を調べてみた。
人口は2020年のもの。

勿論、冬季オリンピックの場合、寒いか?雪が多いか?とかも関係するから単純比較はできないけど、
ノルウェー、ハンパねぇーー!
スロベニアも凄い。

一方、中国、米国は人口多いからたくさん取ってるけど、実は酷い。
日本も大したことないが....
米国はスポーツも多種多様で、多種のスポーツに分散してるってのもあるかもだけど、中国は酷いね。
そもそも、スポーツを一生懸命やる(やれる)なんてのは一部の人だけなんだろうな。
ドイツも余り良くないのは意外。

この二つの計算、面白かったんで、いつか夏季オリンピックでもやってみようかな?

10.終わりに

オリンピックが終わると、メダルを取った選手たちが帰国すると、毎度の様に行われる、バラエティー番組に引っ張り出し...
競技のことを離れ、ファッションのこと、「お休みの日は何してますか?」「好みの異性は?」等々、ゲスな質問攻め。
その選手をよく知る誰それを見つけてきては、「誰も知らない##選手のエピソード」とかを引き出したり。
毎回「コレだから、日本のスポーツは発展しないんだ」と思わされることしきり。

例えば、カーリング女子日本代表 の苦悩が書かれたこの記事

「平昌では、プレーよりも『そだね~』やハーフタイムの『もぐもぐタイム』ばかり注目されたことに違和感を抱いたようです。

〜〜
「当時、彼女はタレントのように取り上げられ、『試合に集中できなかった』と嘆いていた。そういう経験を踏まえ、後輩に同じような思いをさせたくないと“脱そだね~”を促したようです。」
=「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年2月24日号=

前にも書いたけど、柔道の松本薫選手が金メダル取った時に「プリンを思いっきり食べたい」みたいなことやったら、帰国後彼女を出演させたバラエティー番組で、巨大なプリン作って食べさせてたの見て、うんざりしたのが忘れられない。
 
 
まぁ、今回は、コロナ禍に加えて、ロシアが信じられない(こんなん許していいんか?)暴挙に出て、メダリスト呼んでくだらないことして浮かれてる場合ではないと考えてか、メダリストの変な(間違った)持て囃しぶりがないのは幸いだね。

と、超大急ぎで書き連ねてきたけど、纏まりつかんし、矛盾点も多かろうと思うけど、まぁどうせ誰も読まんだろうってことで、このままあげちゃう。
 
 

後で読み返して赤面しちゃう様なおかしなとこは、コソッと直して知らんぷりってことにしよう(o´ェ`o)ゞエヘヘ
んじゃ (^_-)☆ /~~~

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