この「聴き比べてみた」シリーズも、Pops、J-Pop、Jazz、アニソンと来て、いよいよクラシックです。
一時、E.サティの「ジムノペディ」にハマって、色んなジムノベティのCDを集めたりしたんですが、Youtube上には、意外とないんですよね。
で、他にクラシックの好きな曲を聴き比べてみたんですが、どの演奏も大きくは違わない。
そんな中、色んな楽器、ジャンルで演奏されてる「G線上のアリア」を聴き比べてみました。
正確には『管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068』の第2曲「Air」のことで、単に「AIR」と記される事もある、J.S.バッハの名曲です。
結構色んなのがあって、楽しめました。
王道、クラシック
オーケストラ / 小澤征爾
まずは、オーソドックスにオーケストラ風?に弦楽器大勢さんで。
せっかくなんで、我らが小澤征爾さんのにしてみました。
パイプオルガン / Jonathan Scott
やっぱ、バッハっちゅうやぁバイプオルガンでしょ!?
バロックっちゅやぁパイプオルガンでしょ!?
これもYouTubeにはたっくさんありました。
パイプオルガンのある教会。いかにもバロックっちゅう感じですな。
ヴァイオリン / Anastasiya Petryshak とか David Garrett
バイオリンのG線だけで弾ける曲!
ということで、やはり王道はバイオリンですか?
オーソドックスな編成の弦楽ん重奏団での、一番G線上のアリアっぽい演奏。
とっても綺麗な、如何にもクラシックて感じのバイオリン嬢さん Anastasiya Petryshak が弾いてます。
こちらは同じバイオリンでも、かなり現代風のアレンジの David Garrett の演奏♪
こっちもなかなかいいですぞ。
チェロ / HAUSER とか ヨーヨーマ とか
同じ弦楽器でもチェロとなると、かなり趣が違ってくるね。
クラシックの枠に留まらない活躍を見せていチェロスト、ステファン・ハウザーのアリア。
とても取っつきやすいアリアです。
こちら、ヨーヨーマっていうと、ピアソラ「リベルタンゴ」ってイメージが拭えないんだけど、ここでは、クラシックの王道曲を、にゃんとチックコリアとの競演が印象深いジャズ・ボーカリストのボビー・マクファ-リンとの競演。
ちょっといつものヨーヨーマのイメージと違うぅ!?
JazzでもRockでも
結構、ジャズメンが取り上げてたりする。
Jacques Loussier
ジャズ・ピアニストのジャック・ルーシュのトリオでの演奏。
正直、J ルーシュの演奏てあんまり聞いた事がなくて、この演奏がJルーシュっぽいのかどうなのかよく分からないが、あのアリアが見事にジャズになってるのだけは分かる。
Ron Carter
大好きなベースマン、ロン・カーター!
結構バッハ好きらしい。ボクも、彼がバッハを演奏してるアルバムを2枚ほど持ってて、その中に「G線上のアリア」も入ってるんだけど、そちらはソロで、静かにゆったりと崇高に弾いてる。
好みとしては、こちらのVibeの入った「The Classical Jazz Quartet」というグループでのアリアの方が好き♪
Son of a Bach
ジャズの次はロック🎵
バンド名からして、バッハの曲ばかりカヴァーしてるのかな?
E.ギター自慢たちの...
E.ギターで弾きやすいのだろうか、YouTubeにゴロゴロと出てくる。
プロコルハルムの「青い影」の様な感じで静かに流れていくタイプと、このギターの様に、速弾きでガンガン来るタイプの2通りあるね。
青い影風のは原曲のイメージと変わらないので、こちらのガンガンタイプをあげてみた。
hipHopやトランスも
この曲、料理しやすいのか?更に色んなジャンルで
ラップ / 2Pac
まぁ、HipHopの人たちはジャズのスタンダードも結構やってたからね。
ラップを乗せやすいメロディーではあるかもしれない。
トランス
トランス・ミュージックにはしやすそうだよね。結構たくさんあった。
まぁ、演奏ってより、打ち込みだからね
終わりに
この聴き比べてみたシリーズは、これまでは誰でもがカバーするようなスタンダードに近い有名曲よりは、意外とカバーされてんのな!おっ、こんな人も歌ってる!て感じの曲を取り上げてきたんだけど、G線上のアリアはスンゴイたくさんありました。
ちょっと、有名過ぎましたかね?
冒頭に書いた、サティの「ジムノペティ」や、ドビュッシーの「夢」辺りを根性出して探したほうが良かったかしら?
この「聴き比べてみたシリーズ」次回は全く未定。
というか、これが最後かも?
なんかまたいいのが見つかったら、アップします。
んじゃ (^_-)☆ /~~~
コメント
こりゃなかなか面白いセレクトですね〜
私が個人的に嬉しかったのは、HAUSERが入っていたことですね(^^)
アリアを弾いていたのは知りませんでしたが、彼のBenedictusという曲大好きでして、『オレが死ぬとき、枕元で流してね』と女房に言ったら『バカなこと言うんじゃありません!』とアタマどつかれた曲です(^^;
G線もじっくり聴いていますね〜(^^)
Kachi//
Kachiさん、おはよです。
> 私が個人的に嬉しかったのは、HAUSERが入っていたことですね(^^)
実は、HAUSERって、今回初めて知ったんです。
> 彼のBenedictusという曲大好きでして、
おや?Kachiさんも、こういうの聴くとは知りませんでした。早速私もBenedictus聴いてみました。
ちょっと作曲者のカール・ジェンキンスをググったらジャズ系の人なんですね。
これもいろんなカヴァーがありました(サイモンとガーファンクルとか?)
> 『オレが死ぬとき、枕元で流してね』と女房に言ったら
HAUSERのこの曲が流れてきたら、安らかに眠れそうですね。😇
> 『バカなこと言うんじゃありません!』とアタマどつかれた曲です(^^;
撲殺されそうな時は、自分でこの曲流す準備して!🤣
バッハは古いのに普遍的なところがすごいですよね。
私もクラシックは指揮者、オケ、ソリスト、録音時期など同じ曲で何枚もCDを持っているのがあります。
新マスタリング!なんで謳われるとまんまとひっかかりますし。
でも結局自分が一番最初に聴いて聴き込んだヤツに戻ってきますね。
TKさん、やはり釣れましたね(笑)
> バッハは古いのに普遍的なところがすごいですよね。
何せ「音楽の父!」ですからね(^◇^;)
> 私もクラシックは指揮者、オケ、ソリスト、録音時期など同じ曲で何枚もCDを持っているのがあります。
ボクはそこまで聞き込んではないんですが、やはりハマるとそうなるんですね。
ボクもジャズを聴く時はそんな感じですσ(^_^;)
> 新マスタリング!なんで謳われるとまんまとひっかかりますし。
そうそう!未発掘のテープが発見!とか(゚o゚;;
> でも結局自分が一番最初に聴いて聴き込んだヤツに戻ってきますね。
ですよね、最初に聴いたイメージって大きいですよね(^-^)