前回、好みのジャケット和モノ編をお送りしたわけですが、
◯◯編と言うからには、□□編、△△編もあるわけでして....
というわけで、今回はジャズ編です。
ちなみに、タイトルとミュージシャン名の間にある記号は、以下のようになっております。
注:☆LP所有 ※CD所有 ★LP、CD所有
イラスト編
Rhapsody and Blues ☆ Crusaders
これすごい気に入ってるジャケット!
ただ、白地にかっこいいフォントで青字が書いてあるだけなんだけど....
ちょうど、クルセイダースが、ジャズ回帰ってんで、ガーシュインの「Rhapsody and Blue」に引っ掛けたタイトル。
中身も、クルセイダースの中では一番好きかな?CDはどうかわからんが、アナログLP盤は見開きで、内側もかっこいい。
Blues-Ette ☆ Curtis Fuller
色使いがジャズっぽく(しかもトロンボーン!)ないよね。
しかも、(敢えて)ぼかしてるし。
でもとってもおしゃれ。
実は、アルバム・タイトル、ブルー・スエットかと思ってたんだよね、結構長い間。青い汗?(笑)
1曲目「Five Spot After Dark」はCMにも使われ、これまたかっこいい曲
生と死の幻想 ☆ Keath Jarret
なんか虚ろで悲しげで美しいジャケットだよね。
これこそ、まじでジャケ買いしたアルバム。
(そして、失敗した~~っ)
暗すぎて、キースジャレットは以降、食わず嫌い状態(-_-;)
Fontessa ☆ Modern Jazz Quartet
「コンコルド」「ピラミッド」と並び、3部作と言われてるとか言われてないとか(単なる記憶違いか?)。
その3枚の中でも一番のお気に入り。
それは、このジャケットにも起因してるかも?
ボクの中では、チコ・ハミルトンと並び、室内楽的イメージの強いMJQだけど、このジャケットはまさに、高貴な方々が集まった舞踏会って感じ。
本人(夫人)写真編
‘Round Midnight ※ Miles Davis
マイルスは、顔のアップがジャケットに使われることの多いミュージシャンだよね。
本人だけでなく、奥さんが表紙飾ったり(ウェイン・ショーターも)。
そんな中、前回紹介の吉田拓郎と同様、かっこいいマイルス。
求道者って感じ。
拓郎さんの「今はまだ人生・・・」っぽいのはこの後の「Milstone」かもしれないけど(^-^;
Monk’s Music ※ Thelonious Monk
モンクのピアノは、個性強すぎて、ハマル人と受け付けない人の差が両極端だけど、ジャケットも?
なんとも、モンクらしい?ふざけた、というか遊び心満載のジャケット。
普通、売れっ子ジャズミュージシャン、こんなのに乗らんでしょ?(乗ってもジャケットにはしない!)
こんなところも好き嫌い、はっきり分かれるだろうなぁ。
Speak Like a Child ※ Herbie Hancock
このアルバム、ジャケット含め人気高いよね。
最初、後続の「風景写真編」に置いといたんだけど、左のお方、ハービー本人ということで、こちらに(^O^)v
しかも、右は、当時婚約中の奥さんとか。
なんとも、微笑ましホッコリする写真。
ちなみに、ジャケ買いしても後悔しない演奏です。
この頃のハービーは「Maiden Voyage」といい、ハズレはないよね。
Saxophone Colossus ★ Sony Rollins
えっと....以前、ジャケット込みの楽しみ方でも書いた通り、青地に、ロリンズの黒影が投影されてるだけのジャケットであります。
これが、中身がフツー以下のアルバムなら、なんちゅうこと無いジャケットなんだろうけど、超名盤だからこそ、ジャケットも超インパクトありって代表例かな?
上記リンクで紹介してる、「バグスグルーブ」なんて、文字だけど、名盤だからこそのインパクト!
風景、アート系写真編
Return to forever ☆ Chic Cores
超有名「かもめの・・・」アルバムです。
この超有名盤も、一回見たら忘れられないジャケット。
思わず、これ聴きながら、「かもめのジョナサン」読み直してみようか?なんて思っちゃう人が多いとか、いないとか(^-^;
Cool Struttin’ ☆ Sonny Clark
これ入れないと、全ジャズファンからお叱りを受けちゃうアルバム・ジャケット。
音的にも、日本人には超人気盤です。
これ買った頃は、超名盤ってことで期待過多だったせいか、(ジャケット以外)イマイチ好きになれなかったんだけど、30年くらい経って聴いてみたら、思いの外良かったです。(^O^)v
昔、ブルーノートクラブに入ってた頃、定期的に送られてくるブルーノートの名盤のパロディCDの中に、こんなのがありました。後方に写ってるのはジャズ評論家油井正一なんだけど、この方、毎回毎回、よくやるな~と思ってましたが、結構楽しめた。(笑)
Undercurrent ※ BILL EVANS & JIM HALL
これもジャケ買いした1枚。
勿論、好きなエバンスとジム・ホールとのデュオってこともあって、買ったんだけど。
実はこのアルバム、ジャズアルバムの中では一番好き!って方多いらしいんだけども、ボクはジャケットで期待しすぎたのか、中身はそれほど好きではない。
それでも、このジャケットは大好き。
Alto Madness ☆ Ricie Cole
ジャズアルバムをLPで買ってた頃の、一番のお気に入りのジャケットだった。
アルトサックスという楽器がこんなにも美しくカッコいい写真はないだろうと。
中身も、当時結構売れっ子だったリッチー・コールのなかなか親しみやすい楽しい音だったんだけど....
(1曲目の「Cole’s Nocturne」がすごい好きだった)
その後、リッチー・コール、どこ行っちゃったんだろうなぁ
終わりに
今回は、超不人気の音楽コーナーの中でも、ほぼ見向きもされないJazzのお話でした。
もし、Jazzアルバム・ジャケットでお気に入りのものがありましたら、教えて下さいませ。
このシリーズ、最終回は洋楽(ポップ・ロック・フージョン)編なので、それ以外のジャンルでお好きなアルバム・ジャケットあったら、ここのコメ欄で教えて下さいね。
まぁ、最後まで読まれた方は少ないと思うけど、一応お別れの挨拶を
んじゃ (^_-)☆ /~~~
コメント
JAZZらしいのはデイブ・ブルーベック「タイム・アウト」しか持っておらず、でもこのジャケットは好きです。
全体的にJAZZのアルバムジャケットは洒落ていますよね。
4件目のジャケットは私がクラシックで好きなジャケットに少しだけ雰囲気が似ている気がします。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%93%E3%82%BC%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A5%B3-%E7%AC%AC1%E7%B5%84%E6%9B%B2-%E7%AC%AC2%E7%B5%84%E6%9B%B2-%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%B3%E7%B5%84%E6%9B%B2/dp/B00JP1W2LK
TKさん、早速ありがとうです。
> はデイブ・ブルーベック「タイム・アウト」しか持っておらず、でもこのジャケットは好きです。
あのジャケットも、テイクファイブの曲調をよく表してますね👍
リンク先のアルルの女、ジャズっぽくて、フォンテッサとジャズ-クラシックっぽさが逆で面白いですね🤣