ウチのオーディオシステムが、“いい音”を出せるようになったら、お気に入りのアルバムをいい音で聞きたい!と思うのは人情というものです。
このシステムを最大限活かせるアルバムはどれじゃろか?
逆に、お気に入りのあのアルバムをどんな音で鳴らしてくれるんじゃろか?
ってなことで、手持ちのアルバムを色々聴いておりております。
そんな中、心躍らせてくれるアルバムを紹介していきます。
※個人の感想です。
- 1. 宇多田ヒカル / First Love
- 2. Art Pepper / Meet the rythm section
- 3. Steely Dan / Aja
- 4. Beatles / Abey Road
- 5.Bill Evans / Waltz for Debby
- 6. Pink Floyd / 狂気
- 7. 久保田利伸 / baddestⅡ
- 8. Clifford Brown / Study In Brown
- 9. Herbie Hancock / Quartet
- 10. 中原めいこ / ツイン・ベスト
- 11. 矢野顕子 / TWILIGHT
- 12. John Coltrane / Ballads
- ★ところで...
- 13. Chick Corea / Madhatter
- 14. Seawind / Seawind(CTI時)
- 15. 深町純 / Evning Star
- 16 伊藤咲子 / おるごおる
- 終わりに
1. 宇多田ヒカル / First Love
真っ先に挙げたいのが、このアルバム。
特に、1曲目「Automatic」の冒頭の「ドゥクドゥクドゥクドゥク」は、これから先のオーディオチェックには、絶対活用したい音♪
昔であれば、ピンク・フロイドの「狂気」の冒頭の心臓の音みたいな?。
こんな話を、お世話になってるオーディオ視聴ルームの担当者さんに言ったら、全体にとてもいい音で、オーディオチェックのサンプルとして使わせてもらってる!とのこと。やっぱり!!
Automaticは毎日のように聴いてます。
2. Art Pepper / Meet the rythm section
何十回も聴いたこのアルバム。ジャズ名盤の中でも、音がいいと評判のアルバム。
女々しいと(ボクだけ?が)言ってるペッパーのアルトサックスを、実に活き活き、艶めかしく色っぽく奏でてくれる。
もうね、大好きなこのアルバムの良さを再発見、ますます好きになっちゃうよ。
どうしてくれんの?
3. Steely Dan / Aja
とても緻密で洗練されてたサウンドを、アルバムごと、いや曲ごとにプレーヤーを変えてるようなスティーリー・ダンの二人。
それだけこだわって作られたサウンドをどんなふうに聴かせてくれるのか?SOULNOTE A-1と、JBL 4309のコンビはどんな音に仕上げてくれるのか?興味津々で聴かせてもらったら、もうね期待以上!表題曲でのガッドのドラムとか!!(^q^)v
その後の「Gaucho」や、解散後のドナルド・フェイゲン「Nghit Fly」も音がいいと評判のアルバム。
そちらも楽しませてもらってるよ。
4. Beatles / Abey Road
大名盤ですよね。
「音がいい」と特に取り上げられるアルバムではないかもしれないけど、中学の時、初めて銀座のソニープラザで視聴して以来、ずっとそのサウンドに魅了され続けたアルバム。
冒頭の「Come Together」の「シュッ!」続くベース~ドラム...
以降は、レンタルレコードだか、友人から借りたかでカセットにダビングして、聴いていた。
ついに、あのソニープラザの高級オーディオで聴いた音(に近いの?)が蘇る?
いやぁ、ビートルズって、やっぱり、いいもんですね(^o^)v
5.Bill Evans / Waltz for Debby
ビル・エバンスってぇと、「Portrate in Jazz」ばかり聴いてました。あの物悲しい?しっとり感が好きだったんだよね~~。
ところが、今回のスピーカーを選んでる時に、視聴ルームでこのアルバムの「Milstone」を聴かせてもらって、その躍動感にイメージ一新。
有名なアルバムなので、持ってます。
改めて聴いてみると、ライブならではの臨場感、躍動感(気持ちののったタッチ?)たるや!
Youtubeで、「JBL4309 の ライブ感」を褒めちぎってる方もいらして、ホント、それは実感します。
演奏だけでなく、グラスの当たる音、女性の笑い声など、ホントそのライブ会場にいる感じが伝わってきます。
6. Pink Floyd / 狂気
前述の通り、オーディオマニアの間では、その機器の音質の指標になってたようなアルバム。
昨年末、ご近所さん宅で聴かせてもらった「狂気」の冒頭の心臓音「バクッバクッバクッ...」は、とてもきれいだったよ。
ウチのシステムでの「バクッバクッバクッ...」も、また違った音。
そして、繰り広げられる音は、プログレファンにはたまらない音だね。
7. 久保田利伸 / baddestⅡ
4309を購入した時に聴かせてもらって、迂闊にも涙してしまった「Missing(Live)」でありますが、残念ながら、ウチでは聴けません(Live DVDの中らしい)。
でも、SOULENOTEアンプを入れたときから、久保田さんの曲に共通する、飛び上がるような低音にはゾッコンぢゃ。
更に4309では、弾む!弾む!!
特に、 BADDEST2に入ってる「雨音」でのグルーブ感ったら!
こちらも、前述「Automatic」に次いで、2日に1回くらいの頻度で聴いてるよ。
8. Clifford Brown / Study In Brown
正直言うと、Jazzのホーンっていうと、サックスものばかり聴いてた気がする。トランペット奏者も、マイルス・デイビスのアルバムとかも、マイルスのトランペットというより、他のサックス奏者に興味があって...
そんな中、早逝の天才トランペッター、クリフォード・ブラウンも一応何枚か持ってるものの、何回も聴き直したというほどハマってはなかった。
で、今回、改めて、聴いてみると....
当初は、その外観から二の足を踏んでいたホーントゥイターから飛び出す、クリフォードのトランペットのなんと美しいことか?
超絶技巧云々より、その抜けるような、弾むような音色に、もうハマりましたよ。
で、クリフォードの名盤は?って調べて買った、このアルバム。
噂に違わぬ、素晴らしいトランペットにうっとり。
9. Herbie Hancock / Quartet
どっかで書いたけど、ボクの思う’70年代最高のリズムセクションが、チック、ガッド、ゴメスなら、’60年代は、ハービー、T.ウィリアムス、ロン・カーターであります。
それを聴きたい聴きたい、って当時のマイルスのアルバムとかも聴いたけど、もっとこの3人を重点的に聴きたい、
で、時を経た’81年録音の、若獅子ウィントン・マルサリスを迎えての、このアルバム(当時、カセットにはダビングしてた)。
その真剣勝負の緊張感がひしひしと伝わってくる名盤です。
この頃の3人の「Trio ’81」も聴き直したいな。
10. 中原めいこ / ツイン・ベスト
JBL4309のホーン・トゥイーターの魅力を最大限に活かせるボーカルは、中原めいこじゃないかと思わせてくれる。
天まで抜けるような甘いボーカルは、とろけるよう。
このツイン・ベスト、一番好きな「極楽鳥のテーマ」が入ってないんだけど、そこはNASのアルバムフォルダに入れておけば、一緒に聴ける。
こういうトコ、NASへリッピングして保存って、便利だな。
11. 矢野顕子 / TWILIGHT
スタジオ録音の矢野さんとはまるで違う音。
大好きなアンソニー・ジャクソンの固くてグイグイ来るベースと、クリフ・アーモンドのドラムでほんとにかっこいい音が飛び出してくる。
矢野顕子のイメージを(ボクの中では)ガラッと変えたアルバム。
むっちゃ、カッコいいです。
12. John Coltrane / Ballads
コルトレーンのアルバムの中でも、ちょっと異色?のこのアルバム。
吹きまーくるコルトレーンではなく、しっとりとバラードを。
SOULENOTE & JBL のコンビは、ポンポンと弾むような音が素晴らしいけど、こんなしっとり系もなかなか良い。
★ところで...
CDの他に聴きたいアルバムがあります。
種々のストリーミングサービスのサブスクとかやってやってない(やれよ!)ボクには、“他に”といえば、先日解禁した「レコード!」
今のシステムでは、CDの方がお手軽で、いい音するんでしょうが、色々事情がありまして....
13. Chick Corea / Madhatter
超お気に入りのこのアルバム、何故かCDでは持ってない。
チック・コリアのCDって、一番多く持ってるアーティストなのに...
これは、1曲だけでなく、聴くときは絶対アルバム通して聴く!のが作法な1枚。
メンバーは多彩。
特に、ハービー・ハンコックとのキーボード共演は、ホントに心躍る。
フォノイコとか、パチパチ音の問題とかあるけど、SOULNOTE & JBLのコンビはそれなりに鳴らしてくれる。
14. Seawind / Seawind(CTI時)
これ、すごく気に入ってて、CDでも欲しいんだけど、廃盤?
ストリーミングではあるんだけど、順番違ったり、全曲聴けなかったり....
15. 深町純 / Evning Star
これも、廃盤。
A面の3曲は同じ、というCDはあるんだけど、B面が全然違ってて....
B面の3曲は、他のアルバム(それらもレコードで持ってる)に入ってるものなので、まぁ、それに拘る必要もないのかもだけど....
16 伊藤咲子 / おるごおる
このお気に入りアルバムは、サッコのアルバムの中では、ちょっと毛色の変わったもので、CDで再発ブームにも乗らず、CD化はされなかった。
唯一CDで聴ける方法としては、「伊藤咲子コンプリートボックス」という全曲集に収められてたんけど、2万円超。
買うのはよっぽどのファンなので、中古市場にも出てこない。
なので、レコードで聴くしかない。
で、聴いてみたら、パチパチ音のスゴイこと!スゴイこと!
聴くに耐えない!
この所、パチパチ音除去のいろんな方策してるんだけど、なんとかなるのか?
と思ってたら、先日、CD化されてるのを知る。
’23年3月の発売。2年近く知らなかったとは!
ボクとしたことが!近い内にポチろうかな?
終わりに
あんだよ?高音質とかなんとか言ってるけど、結局、好きなアルバムを聴いてるだけぢゃん?
っておっしゃいました?
ShimaQの勝手にRnking : → Pops、 → J-Pops、→ Jazz
オーディオマニアには一家に一枚あるという、ノラ・ジョーンズ「Come Away with Me」(一応、持ってるけど)や、往年のオスカー・ピーターソン「プリーズ・リクエスト」、最近ではダイアナ・クラールなんかが、オーディオファンのオススメらしいですが、確かに音はいいんだろうけど、聴いてて心躍らないんですよねぇ。
(超テクニシャンの上原ひろみや神保彰を聴いても、ボクには心に響かないのと一緒かな?)
どんな高音質であっても、第一は音楽を楽しむこと!
それだけは譲れません!!
他にも紹介しきれなかったアルバムはあります。
SQUARE、Spyro Gyra、Rolinz、TOTO、MISIA、ドリカム、永ちゃん....etc
ホントは持ってるCD、片っ端から聴いてみたいんだけど、なにせ現状、CDプレーヤーがない!
手持ちCDの一部を、NASにロスレス・リッピングして聴いてるんだけど、今入れてる150枚くらいでも、スマホの Wiim Home で探すのが大変。
一応、国内シンガー女性、男性、Jazz、ポップス、クラシックの、ABC 順てのが基本みたいだけど、例外多数。
これ以上NASに入れたら発狂しそうなので、あんまり多く保存したくない。
早く、CDプレーヤー欲しいなぁ。
京都のあの方が調子の悪いCDプレーヤー買い換えたら、行っちゃおうかなぁ?(;^ω^)
いや、色々買いすぎて、生活苦しくなってきたんで、自分の収入わきまえて自重しよう...
ホントかよ?
んじゃ (^_-)☆ /~~~
コメント
あれ? なんか呼ばれた気がする🤭
でもなぁ、最近はもっぱらAmazonPrimeの配信で聴いちゃってるからなぁ😅
ところで、ディープなものが多いですねぇ。
私がおすすめしたいのは、オーディオ営業をしていたときに必ずといっていいほど視聴に使っていたMiles Davisの “Kind of Blue” ですねぇ。
Amazonで1500円弱くらいのようなので、ぜひ聴いてほしい!
https://www.amazon.co.jp/Kind-Blue-Miles-Davis/dp/B000002ADT
気に入らなかったらごめんなさい😅
Kachi//
Kachiさん、コメントどもです。
> あれ? なんか呼ばれた気がする🤭
あれ?聞こえない様に囁いたつもりだったのになぁ😅
> でもなぁ、最近はもっぱらAmazonPrimeの配信で聴いちゃってるからなぁ😅
でしたね。時流はネット配信、ストリーミングですからね。
> 私がおすすめしたいのは、オーディオ営業をしていたときに必ずといっていいほど視聴に使っていたMiles Davisの “Kind of Blue” ですねぇ。
流石!マイルス好きのKachiさんですねぇ。
ボクも知ってますよ、ソレ!
レコードでは持ってます。
が、何故かCDで買ってない〜〜っ!😰
> 気に入らなかったらごめんなさい😅
いやいや、好みの似通ってるKachiさんオススメ、気に入らないはずがあろうか!
マイルスの最高傑作!すでに気に入ってます。
ありがとうございます😊
やはりCDでも持っとかないとね✌️
システムが良くなれば録音の良し悪しが気になり出しますよね。
規格上のCDの限界から配信でもハイレゾなどが人気ですし、私も昔はSACDを購入してました。
システム次第ではレコードの方が良い音だったりするみたいですから(昔オーディオ専門誌のお客様があって、モノラルシステムで組んで鳴らしたレコードが凄かったなんて話を聞いたことがあります)。
レコ芸だったかなにかで新譜と並んで優秀録音版も紹介されてますし。
TKさん、早速のコメント、ありがとうございます。
> 規格上のCDの限界から配信でもハイレゾなどが人気ですし、私も昔はSACDを購入してました。
ハイレゾ、そんなに違うのでしょうか?
聴き比べたことはないんですが、自分の耳で違いがわかるか?自信ありません。
ボクの場合、正確には「いい音」ではなく「好みの音」を求めてるんで、良し悪しを聞き分ける自信がないんです(安上がりな耳🤪)。好き嫌いはわかります😝
> システム次第ではレコードの方が良い音だったりするみたいですから(昔オーディオ専門誌のお客様があって、モノラルシステムで組んで鳴らしたレコードが凄かったなんて話を聞いたことがあります)。
ですね。
レコードよりCDの方が音がいい!ってのは幻想だと思ってます(逆も然り)。
色んな条件で違って来ますしね。
さらに、同じレコードでも版によっても、良い悪いありますしね。
> レコ芸だったかなにかで新譜と並んで優秀録音版も紹介されてますし。
そういうのもあるんですね。あまり興味ありませんが😅
でも、いい音を求めてオーディオをあぁだこうだすることはあっても、いい音を求めてCDを選ぶってことはないですね。理由は「終わりに」に書いたとおり✌️